9. ヤハラヅカサ

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ヤハラヅカサは、東御廻りの11番目に訪れる聖地であり、碧い海に佇む神秘的な存在です。琉球を開いた神、アマミキヨが海の彼方、ニライカナイから上陸した際にその足跡が刻まれた場所で、潮の満ち引きに合わせて姿を変える標柱が静かにそびえています。満潮時には海中に没し、干潮時になるとその全体が現れます。

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百名の浜川原に佇む石碑は、琉球祖先神・アマミキヨがニライカナイから渡来し、久高島に降り立った後、本島に上陸した最初の地として尊ばれています。力強く根を張ったガジュマルの樹や、琉球石灰岩で作られたヤハラヅカサの石碑が、沖縄の自然を感じさせてくれます。

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ヤハラヅカサでは、潮の満ち引きによって様々な表情を伺うことができ、その美しい全貌は干潮時に姿を現します。このタイミングは自然の流れと調和した特別な瞬間となり、干潮が訪れるまでの間、清らかな砂浜で穏やかな波音が、神聖な場所の静寂な雰囲気を一層引き立てます。

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アマミキヨの旅は、ヤハラヅカサから浜川御嶽を経て、ミントングスク、玉城城跡へと続きます。ヤハラヅカサは東御廻りの12番目に訪れる浜川御嶽と呼ばれる聖域と隣接しているので、同時に訪れてみるのもお勧めです。東の方角に望む聖なる久高島、そして海中に佇むヤハラヅカサの石碑は、神話と歴史が交わる神秘の象徴となっています。ヤハラヅカサは、碧い海の輝きとともに、訪れる者に深い感動と敬虔なる心をもたらすでしょう。

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