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9. 知念大川(ちねんうっかー) | 東御廻り聖地巡礼

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知念大川は知念城跡の西側にある泉です。後方にある「ウファカル」は、南城市玉城の「受水走水」と並び、沖縄での稲作発祥の地とされています。琉球民族の祖先といわれるアマミキヨが天から稲を持ち帰り、この地に初めて植えたという伝説が残されています。

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『中山世鑑』(1650年)に、「アマミキヨが知念大川や玉城の受水・走水に稲を蒔いた」と記されていいることから、琉球国王が自ら参拝する聖地であり、古くから重要な場所として大切にされてきました。

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知念大川は、琉球王朝時代から続く「東御廻り」の拝所の一つとして知られています。東御廻りで、稲作発祥の地として琉球王国の繁栄と五穀豊穣が祈願されました。

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現在、知念大川はコンクリートで覆われていますが、かつては知念集落の簡易水道として利用され、水源地として重要な役割を果たしていました。豊かな歴史とともに今も地域の文化を支える場所となっています。

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知念城跡から知念大川までは徒歩5分ほど。石灰岩の断崖に囲まれた歴史ある水源地には、現在も多くの参拝者が訪れています。知念地区に訪れた際は、知念城跡とともにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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