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10. 受水・走水 | 東御廻り聖地巡礼

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沖縄南城市玉城字百名の海岸近く、浜川御嶽の南西方に位置する二つの泉、受水(ウキンジュ)と走水(ハインジュ)は、自然の美しさと歴史的な魅力が融合した特別な場所です。受水は、穏やかに流れる水を意味し、走水は勢いよく流れる水を意味しています。

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受水・走水は、知念大川と同様に琉球における稲作発祥の地とされています。伝説によれば、かつて稲穂をくわえた鶴が暴風雨に遭い、新原村に落ちた後、そこから発芽した稲が受水・走水の水田(御穂田)に植えられたとされています。

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毎年旧暦1月の最初の午の日には、玉城仲村渠区で「親田御願(ウェーダヌウガン)」と呼ばれる田植えの儀式が行われます。この儀式は南城市の無形民俗文化財に指定されており、地域の伝統文化が今も大切に守られています。

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新原ビーチ近くの農道を数百メートルほど東に進むと、「受水走水」と書かれた標識が見えてきます。周辺には「御穂田(ミフーダ)」と「親田(ウェーダ)」と呼ばれる水田が広がり、自然の美しさを肌で感じることができるでしょう。

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受水・走水は、自然の豊かさが感じられるだけでなく、今でも沖縄の歴史と文化を伝える場所です。南城市を訪れる際は、ぜひこの歴史的な拝所を訪れ、地域の伝統に触れてみてください。

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