3. 親川(うぇーがー)

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親川は、天地開闢の昔、御殿山に舞い降りた天女が、子どもを出産する際に、この湧井の水を産湯に使ったとの神話が伝えられています。

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琉球王朝時代には、国王の久高島参拝の東御廻りで首里出発した後、最初の拝所として、親川で休息の御用水を献じられました。

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聞得大君の即位式である御新下り(おあらおり)では、親川の聖水を額に着ける「御水撫で(うびなでぃ)」の儀式が行われました。この儀式により、聞得大君は神霊を授かり神と同格になったといわれます。

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親川は、王府との深い関わりを持つ聖地である一方、与那原の人々にとっても貴重な飲料水や生活用水を供給する井泉でした。正月の若水や子どもの産水を汲む場所としても利用されており、地域の人々の生活に深く結びついています。

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現在、親川の井戸跡には拝殿が建てられ、親川広場として整備されています。また、与那原の代表的な行事である「与那原大綱引き」が行われる場所としても知られており、今でも多くの人々から親しまれ、聖地として崇められています。

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