2. 御殿山(うどぅんやま)

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与那原町にある御殿山は、天女が降り立ったといわれる伝説の地です。琉球国由来記によれば、ここには「アマオレツカサ」という神が祀られており、天女が天から舞い降りた場所と記されています。

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御殿山の名前の由来は、やんばるから首里の御殿に納められる材木の置き場に指定されていたことにあります。材木が山のように積み上げられていたことから「御殿山」と呼ばれました。また、古くは海辺であったことから「浜の御殿」とも呼ばれています。

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琉球王国時代には、最高位の神女である「聞得大君」の即位式で最初の休憩地として使用されました。この際、仮御殿が設けられ、聖水の儀式である「御水撫で(うびなでぃ)」を行ったと伝えられています。

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御殿山は、国王や聞得大君が聖なる島である久高島を参拝する際の発着地でもありました。久高島参拝は、琉球の神聖な儀式の一環であり、重要な出発地点として御殿山が選ばれたことからも、その神聖さがうかがえます。

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御殿山は現在、与那原町コミュニティセンターの裏手に位置しています。沖縄戦で一度消失したものの、元の場所から少し移転し、再建されました。王府とゆかりのある要所として、多くの参拝者が訪れる人気のスポットです。

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