13. ミントングスク | 東御廻り聖地巡礼

ミントングスクは、琉球開闢神アマミキヨが住み着いた場所として伝えられています。ニライカナイの聖地から渡ってきたアマミキヨは、この地で子孫を繁栄させたといわれており、沖縄の重要な拝所です。

標高110mに位置するミントングスクは、階段を上がると静かな森に囲まれた空地が広がり、そこにはいくつかの拝所が点在しています。周囲とは異なる神秘的な雰囲気を感じられる場所です。

ミントングスクは、「東御廻り」の巡礼地の一つとして、現在でも多くの参拝者が訪れており、琉球の祭祀遺跡として大切に保護されています。

アマミキヨがヤハラヅカサに上陸し、浜川御嶽に仮住まいをした後、ミントングスクを築いて安住の地としたという伝説が残っています。ミントングスクは、歴史と神話が交差する重要な聖地です。

ミントングスクは個人の私有地にあります。訪問の際は、土地の所有者に迷惑をかけないよう、礼儀を守って参拝しましょう。