轟の滝公園 | 沖縄の聖地・秘境巡り
轟の滝公園に概要
名護市数久田(すくた)の山あいにある「轟の滝公園」は、やんばるの自然を気軽に楽しめる滝の公園です。許田ICや「道の駅 許田」から車で10分前後とアクセスしやすく、国道58号から少し山側に入っただけで、緑に包まれた静かな空間が広がります。駐車場から滝までは徒歩3〜5分ほど。散策気分で歩くだけで、あっという間に滝の音とマイナスイオンに包まれる癒やしスポットです。
1500万年前の一枚岩と、落差約28〜30mの滝
公園の主役は、約1500万年前にマグマが冷えて固まったとされる巨大な一枚岩と、その間を流れ落ちる「轟の滝」。高さ約28〜30mから水が落ち、岩肌をつたって白い筋を引きながら滝つぼへ注ぐ景色は迫力があります。滝の周囲には崩れ落ちた岩が積み重なり、自然のプールのような地形が生まれています。この風景が評価され、轟の滝は沖縄県の名勝(県指定文化財)にも指定されています。
バリアフリーの遊歩道で、誰でも楽しめる滝めぐり
園内には遊歩道や橋、展望デッキが整備されており、管理事務所から滝までは舗装された道をまっすぐ進むだけ。車椅子やベビーカーでも安心して歩けるバリアフリー仕様になっているのが大きな特徴です。入園料は大人・大学生200円、小学生〜高校生・シニアは100円、未就学児は無料。障がい者手帳を持つ方と付き添い1名は無料となっていて、家族みんなで訪れやすい料金設定です。
水遊び・親水広場で、子どもたちも大はしゃぎ
滝へ向かう途中には、川辺で遊べる親水広場や芝生エリアが広がっています。浅い川では、小さな魚やテナガエビ、川辺の昆虫を探したりと、自然の中でのびのびと遊ぶことができます。夏になると水遊び目的の家族連れでにぎわい、子どもたちは終始大はしゃぎ。トイレや無料シャワーも完備されているので、「着替えさえ準備しておけば心おきなく遊べる」のも嬉しいポイントです。
BBQ・ピクニックで一日ゆっくり過ごせる公園
入口近くには、BBQやイベントに使える広場や東屋、ベンチが並ぶ芝生エリアがあり、ピクニックを楽しむのにもぴったり。広場利用(1区画)でBBQも可能なので、川遊び+BBQ+滝鑑賞という欲張りな過ごし方もできます。名護市街からも比較的近い距離にありながら、山と川に囲まれた場所でのんびり過ごせるので、「ちょっと自然の中でリセットしたい」というときに立ち寄りたいスポットです。
季節ごとの花や生き物に出会える場所
轟の滝公園の魅力は、滝だけではありません。園内には、自然体験学習広場やスイレン池、「イルカンダの森」などがあり、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれます。スイレンの花は一年を通して観察でき、3月ごろにはブドウの房のような姿が印象的なイルカンダの花が満開に。1月下旬〜2月上旬には桜も咲き、滝と組み合わせた写真を撮るのも楽しみのひとつです。森の中ではトンボや鳥たちの姿も見られ、自然観察にもぴったりです。
水路橋やテーブルサンゴが語る、むかしの暮らし
園内を歩いていると、かつて田畑を潤していた用水路橋の跡や、イノシシ除けとして使われていたテーブルサンゴが今も残っています。上下水道が整備される前、この地域では山の水と一体となった暮らしが営まれていたことが伝わってくる風景です。滝や川の景色だけでなく、こうした小さな“痕跡”に目を向けると、数久田の人々が水とともに生きてきた歴史も感じられます。
おきめぐりでの楽しみ方
おきめぐりの旅では、名護・やんばるエリアを巡るコースの一つとして「轟の滝公園」を組み込むのがおすすめです。道の駅 許田で休憩したあと、車で少し山側へ入り、まずは滝と親水広場で自然の空気をたっぷり吸い込む。そこから名護湾の海景色や、本部・今帰仁方面のビーチ、やんばるの森へと足を延ばせば、「海と山と滝」を一日で楽しめる欲張りなプランが完成します。短い歩行距離で本格的な滝の風景に出会えるので、子ども連れの家族旅行や、ドライブ中のちょっとした寄り道にもぴったりのスポットです。