• 施設紹介

  • 施設情報

  • SNS

島尻マングローブ | 沖縄の聖地・秘境巡り

  • 施設紹介

  • 施設情報

  • SNS

島尻マングローブ概要

宮古島北部・島尻(しまじり)地区の入り江に広がる「島尻マングローブ林」は、宮古諸島で最大規模のマングローブ群落。奥行き約1kmの入江「バタラズ」に沿ってびっしりとマングローブが生い茂り、宮古島市指定の天然記念物にもなっている島の宝のような場所です。 宮古空港からは車でおよそ30分、市街地からも20〜30分ほどとアクセスしやすく、ドライブの途中に気軽に立ち寄れる自然スポットとして人気があります。

島尻マングローブ_1

川のない島に育った、珍しい「海の森」

マングローブと聞くと「川の河口」を思い浮かべますが、宮古島には川がありません。島尻マングローブが育っているのは、海岸近くの湧き水がしみ出す場所。地下水脈から湧き出した淡水と海水が混ざることで、汽水域が生まれ、その環境にマングローブ林が発達したと言われています。 この一帯では、ヤエヤマヒルギ・オヒルギ・メヒルギ・ヒルギダマシなど、宮古に分布するすべてのマングローブ種を観察でき、植物地理学的にも非常に貴重な場所。マングローブは「海の森」とも呼ばれ、海と陸をつなぐ特別な生態系を形づくっています。

島尻マングローブ_3

遊歩道からマングローブ林の中へ

島尻マングローブ林には木道の遊歩道が整備されており、駐車場からすぐにマングローブの真ん中へ入り込めるのが魅力です。 遊歩道は周回ではなく行って戻るスタイルのコースですが、片道数分〜十数分ほど歩くだけで、根が絡み合うマングローブの足元や、干潟のようすを間近に眺めることができます。 観光地化されすぎていない、素朴で静かな雰囲気も島尻ならでは。風の音や鳥の声、パシャパシャと小さく鳴る水音を聞きながら、ゆっくりと足を進めると、「島の中にこんな風景があったんだ」とちょっとした発見があるはずです。

島尻マングローブ_5

干潮時は、シオマネキやトビハゼ観察が楽しい

島尻マングローブを訪れるなら、ぜひ意識したいのが「潮の時間」。特に干潮前後は水位が下がり、マングローブの根元に広がる泥干潟が顔を出します。 この時間帯には、片方のハサミが大きいシオマネキや、ぴょこんと跳ねるトビハゼなど、干潟ならではの生き物たちを間近で観察できます。ツアーによっては、こうした生き物観察をメインにしたマングローブカヤックやエコツアーもあり、「見るだけ」ではなく「知る・学ぶ」楽しさも味わえます。

島尻マングローブ_7

カヤックで静かな水路を進む“ジャングルクルーズ

より深く島尻マングローブを楽しみたい人には、カヤックやカヌーのツアーがおすすめ。穏やかな水面をゆっくりと漕ぎ進みながら、マングローブのトンネルのような水路を探検することができます。 ガイド付きのエコツアーでは、マングローブの役割や、昔この場所が集落の生活を支えたことなど、自然と文化の背景についても教えてもらえることが多く、宮古島のもうひとつの顔にふれられる時間になります。初心者や子ども連れでも参加しやすいコースが多いので、家族旅のアクティビティとしても人気です。

島尻マングローブ_9

学校のフィールドにもなる、“学び”のマングローブ

宮古島市は、島尻マングローブ林を「児童・生徒が食物連鎖や環境保全を学ぶのに最適な場所」として紹介しており、学校のフィールドワークにも利用されることがあります。 マングローブの葉が落ち、それをエビ・カニ・貝が食べ、その小さな生き物を魚や鳥が食べる——そんな命の循環を、実際の風景の中で感じられるのがこの場所の大きな魅力。おきめぐりの旅でも、お子さんと一緒に「海の森のしくみ」を体験的に学ぶ場として立ち寄ってみると、旅の記憶がぐっと深く残ります。

島尻マングローブ_11

アクセスと過ごし方のコツ

島尻マングローブ林へは、宮古空港から車でおよそ30分。西平安名崎方面へ向かう道中にあり、池間大橋など北部の絶景スポットとセットで巡りやすいロケーションです。 島尻地区には「島尻入口」「購買店前」「島尻港」などのバス停もあり、路線バス+徒歩でアクセスすることも可能です。 駐車場や遊歩道の利用は無料で、基本的に24時間いつでも訪問できますが、干潟観察を楽しみたい場合は事前に干潮時間をチェックしておくのがベスト。足元がぬかるむことも多いので、サンダルよりも汚れても良いスニーカーやマリンシューズが安心です。

島尻マングローブ_13

おきめぐりでの楽しみ方

おきめぐりのストーリーマップでは、「宮古島・海と湿地の生き物をたどる旅」の一スポットとして島尻マングローブを組み込むのがおすすめです。池間大橋や西平安名崎で宮古ブルーの海を眺めたあと、少し車を走らせて島尻でマングローブと干潟の世界へ——同じ島の中で、まったく違う海辺の表情を味わえるコースになります。 午前中は海辺の絶景を楽しみ、潮が引くタイミングでマングローブ林へ。遊歩道でのんびり観察するだけでも良いですし、時間があればカヤックツアーで静かな水路へこぎ出すのも◎。宮古島の旅に「ジャングルの一場面」を添えてくれる、そんな寄り道スポットです。

島尻マングローブ_15 スポットをGoogle Mapsで開く