3. 名護市みどり街 | 沖縄酔い処放浪記
「みどり街」は、名護市の中心市街地に位置する社交街で、名護市の夜の街の中でも賑わいを見せています。1957年に造成され、「ミードーリ」(新しい通り)と呼ばれていたものが、「みどり街」となったとされています。アーケード街が特徴で、夜になると地元の方が営業するスナックや飲食店の看板が軒を連ね、賑やかな雰囲気を醸し出します。
アーケード街をくぐり抜けると、スナックや飲食店が立ち並び、一風変わった風情が漂うみどり街は、地元民のための盛り場として戦後から今まで親しまれており、他の中部地域の飲み処と比べても、昭和を感じられるような昔ながらのネオン街が残っているのがとても特徴的です。
居酒屋やスナックの中には、珍しい料理を提供する店もあります。特に、沖縄の伝統的な食文化で、スタミナフードとして知られる山羊料理は、「飲みの〆は山羊」と言われるほど、地元の人達から好んで食べられています。
みどり街には沖縄らしいコンクリート建築のスナックビルや個性的なデザインの建物が多くあります。沖縄の歓楽街らしい風景が特徴で、飲み処だけではなく、地域の空気感を目でも楽しめるみどり街は、いつもの飲み歩きとは一味違った雰囲気の味わうことが出来るでしょう。
みどり街は、本島北部最大の歓楽街として、今もなお地元の人々や観光客に親しまれています。 名護市の夜の魅力を最大に感じられ、地元の飲み会に参加しているような温かい時間を過ごすことが出来るかもしれません。