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沖縄国立劇場 | 二童敵討の舞台を巡る旅-組踊

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沖縄国立劇場は、2004年1月18日に沖縄県浦添市に開場した劇場です。 沖縄伝統芸能の保存振興を主な目的としており、全国で5番目に開場した国立劇場となっております。 劇場は沖縄の歴史や文化を体現する建築物として注目され、公演や研修などを通じて地域の芸能文化の発展に寄与しています。

沖縄国立劇場_1

沖縄県が日本に復帰した1972年に組踊が国の重要無形文化財に指定され、その後も継承者の育成や調査研究の拠点が不足していました。 そこで、1987年に沖縄県が国へ劇場建設の要望書を提出。その後、文化庁や当時の沖縄開発庁が協力し、劇場の設置計画が進みました。 2004年1月18日に開場し、天皇皇后も臨席してこけら落としの公演を鑑賞しました。

沖縄国立劇場_3

沖縄国立劇場の延床面積は約14,729平方メートルで、地上3階および地下1階に広がる劇場です。大劇場には632席、小劇場には255席があります。高松伸氏によって設計され、施設の外観は琉球王国時代の家屋をモチーフにした伝統的建築様式を表すためのデザインで、建築賞を受賞するなど高い評価を受けています。

沖縄国立劇場_5

劇場は独立行政法人日本芸術文化振興会が所有していますが、運営・管理は公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団に委託されています。この体制により、沖縄国立劇場は地域社会と連携し、文化芸術の振興に寄与しています。

沖縄国立劇場_7

組踊の中でも代表的な「二童敵討」は沖縄国立劇場でも上演されています。 組踊の創始者である玉城朝薫によって創作された「朝薫の五番」の一つで、1719年に初演されました。 この舞台は、1458年の「護佐丸・阿麻和利の乱」をテーマにしており、沖縄の歴史や伝統を舞台にした感動的な作品です。

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